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綾部亨 | トコヨチランジア のblog

心に沁みる、初夏の花見【堀切菖蒲園・菖蒲まつり】

花見といえば、もっぱら「桜」と思い込んでいた幼き日の私に「この間、ハンカチの木の花見をしたよ。」と嬉しそうに話してくれた祖母。

当時は花に関心がなく、世の中には色々な花見があるのだな、とだけぼんやり考えていたのを覚えています。

そんな私も歳を重ね、美しい花を、ただただ愛でたいお年頃(になれてきたのかな?)。

先月、家族と初夏のお花見・堀切菖蒲園の「菖蒲まつり」に行ってきました。

まずはベローチェで腹ごしらえ(池袋)

堀切菖蒲園駅と周辺

最寄りの駅のホームが昔の地元に似ていて、デジャヴ気分。

提灯で彩られたホーム

昔ながらの街並み

大きな七福神さま方

いざ堀切菖蒲園へ

途中、味のある建物に目を奪われ、シフォンケーキを食べ歩き、色とりどりの紫陽花を愛でたりしつつ、駅から徒歩約10分。堀切菖蒲園に無事到着。

道に迷うことはありませんでした(なぜならカメラを首からさげた、団体さんについて行ったから)。

見頃(今年は6月第一土曜)に行ったので、混んでいました

お天気に恵まれたためか、花々がツヤツヤと輝き、少しあの世感が漂っているような…。

表情ゆたかな花々

歌川広重の「名所江戸百景」

江戸時代末期から続く庭園と聞いて、今年の大河「べらぼう」を毎週楽しみにしている事もあり、蔦重や歌麿も、菖蒲の花を愛でていたんじゃないかと、妄想してみたり。

絵師(写楽)の名がつけられた花も

後日調べてみてみると、蔦重がプロデュースしていた絵師、歌川広重の「名所江戸百景」に、堀切の菖蒲が描かれていました。

www.museum.city.katsushika.lg.jp

大胆な構図、かっこいい。

菖蒲とあやめの違い

両親が毎年、こどもの日に菖蒲湯(菖蒲の葉を湯船に浮かべて薬効を得る風習)を沸かしてくれていたのですが

私が入っていたのは、厳密にはあやめ湯だったようです。違いがよくわかってなかったなぁ。

熱あたりと憩い

この日の気温は体感で、約30℃くらい。途中熱あたりなのか頭痛になってしまい、急いでドラッグストアへ。

す、涼しい〜。クーラーばんざい!

近くの木陰で休憩。

体感温度マイナス2℃な木陰

近くのパン屋さんでゲットしたパンも頂く

少し休み、だいぶ復調したので、帰りがてら駅までのんびり散歩。

レトロで優しい印象の通り看板
ナイスな公園(上野が近いからパンダ?)

かつてのカメラ屋さん

今は無き、幼少期にお世話になった商店街を彷彿とさせる、無性に懐かしい堀切の街。なんでもない日に、またふらりと立ち寄りたいなぁ。

花と幸せ

以前タモリさんがラジオ(タモリのオールナイトニッポン・2023/2/18放送)で、

「高校生の時は桜を観てもなんとも思わなかったけど、歳を重ねていくと桜に感情がズッと、入ってきたりなんかする。」

「幸せは、前の上を見て願うものじゃなくて、後ろの下を見て感じるものだと考えが変わっていった。」

とお話されていたのをふと、思い出しました。

確かに植物の持つ美しさを、年々じんわりと噛みしめることができるようになってきた気がします。

歳を重ねていくと諸々スローペースになるぶん、なにか「幸せ」のようなものを、受け取る力が増すのかもしれません。

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堀切菖蒲園

住所:〒124-0006東京都葛飾区堀切2-19-1

公式サイト

 

今週のお題「遠出」